素肌にサスペンダー

個人的な備忘と日記

自宅兼事務所VS役員社宅

一人法人してるけど、引越しを検討中。

いっそ事務所利用可能なとこにして、自宅兼事務所にしたら、今利用しているバーチャルオフィス代も減るし、お得なのかな?と思ったんで調べた。

先に結論

  • 自分の場合は、法人の節税額・個人の可処分所得のいずれも役員社宅の方がお得だった。

シミュレーション

※光熱費は1万円、社宅家賃は8万円、バーチャルオフィスは6千円、自宅兼事務所の経費率は30%、法人税30%というざっくりだけど割と現実的な数値で算出。また、役員社宅の経費率は、賃貸料相当額の計算というめっちゃややこしい計算式がある。だいたい80%くらい経費にできる見込み。

役員社宅 経費率 経費 自己負担 経費+自己負担 節税額
賃料の経費率 80% 64000 16000 80000 19200
光熱費の経費率 0% 0 10000 10000 0
バーチャルオフィス 100% 6000 0 6000 1800
合計 70000 26000 96000 21000
自宅兼事務所 経費率 経費 自己負担 経費+自己負担 節税額
賃料の経費率 30% 24000 64000 80000 7200
光熱費の経費率 30% 3000 7000 10000 900
バーチャルオフィス 100% 0 0
合計 27000 71000 90000 8100

結果

  • 役員社宅の方が、自己負担額が45000円低い
  • 役員社宅の方が、節税額が12900円高い。
  • 自宅兼事務所の方が、経費+自己負担が6000円低い。

自宅兼事務所の方がバーチャルオフィス代が浮いたり光熱費も一部経費にできるがそれ以上に、役員社宅の方が節税額が高くお得だった。 また、自己負担額も45000円役員社宅の方が多い。

年間にしたら、法人のキャッシュアウトが82,800円少なく、個人の可処分所得が540,000円も多い。 特に個人の可処分所得が全然違う!家賃がいくらかにもよってかわるんだろうけど、ちゃんと実値に近い数値で、シミュレーションするって大事


参考

  • 社宅計算(賃貸料相当額の計算)ツール

keiei-support-plus-a.com